1947年、神奈川県出身。東京工業大学工学部卒業。71年日本電信電話公社(現NTT)入社、99年取締役、03年常務取締役、05年代表取締役副社長執行役員、07年代表取締役社長。退職後、数々の要職を歴任し、現在は田園調布雙葉学園の理事長を務める。編著書に『貢献力の経営(マネジメント)』など。
今回は、山下徹氏にお越しいただき、「アフターコロナ時代を生きる」というタイトルでお話しいただきました。
山下氏によると、アフターコロナにおける変化は、実は新型コロナ以前から始まっていた、といいます。新型コロナは、“変化のスピード”を変化させた、というのです。
その変化の特徴は、
変化1
公私分離社会から公私混合社会へ
変化2
社会に果たす企業の役割の変化
変化3
デジタル革命の進展
そのうえで、
これからの社会に必要なものは…「利他の心」。
自分のための「成果主義」から、
誰かのための「貢献主義」の時代になると。
成果主義、利益追求だけではこれからの時代において、成長に限界があります。セクションを越えた、オンオフ、関係ないコミュニティを形成すること。そうすることで、お互いを認め合うことが必要であるとお話しされました。
これからの企業は、人的資本=知的資本をいかに増大させたかで評価される時代です。“人中心”の経営になるという考え方を改めて学ぶ機会となりました。