NEWSお知らせ

1月26日に行われました第6回日本的経営の学び舎は、越智 洋 氏(中部電力(株)元代表取締役副社長、(株)トーエネック 元代表取締役社長)にご登壇いただきました。

お知らせ
2023/02/03
  • facebook
  • twitter
  • はてなブックマーク

今回は「エネルギー資源をいかに確保し、電力を供給するか」国内エネルギー問題の現状と今後の展望についてお話いただきました。

火力発電の比率がいまだ高い日本。天然資源にも限りがある中、脱炭素問題への取り組みも喫緊の課題です。

越智氏の試算によると、20%の省エネと人口減で、エネルギー使用を40%削減すれば、化石燃料の使用量は40%削減可能とのことです。

人口増加を見込めない日本は、技術革新の力で向上できる省エネ施策が重要となります。

太陽光発電や風力発電は発電時にCO2を出しませんが、天候や時間などによって発電量が大幅に変動してしまいます。

エネルギー資源が乏しい日本では、これら複数のエネルギー源を組み合わせることによって、それぞれの長所を生かし、短所をカバーすることが必要不可欠とのこと。

先進国の中で、リードしているとは言い難い日本のエネルギー保障施策。国内では、電気自動車を蓄電池として、家庭の電源に連携する製品開発が進んでいます。

今後この技術や製品のコスト課題をクリアし、どのように普及させ生活に変革をもたらすのか。

本日の勉強会では、参加者それぞれがエネルギー問題という大きなテーマを改めて考えるきかっけとなりました。

オンラインイベント開催風景1

オンラインイベント開催風景2