坂田氏は、文部科学事務次官、ウクライナ特命全権大使などを歴任されています。今回「今日のロシアとウクライナの緊張関係」と「ウクライナ侵攻が世界に与える影響」についてお話いただきました。
「プーチン大統領がウクライナを侵略した理由」について、ウクライナがNATOに加盟しNATOが東方に拡大しようとしているといった、表立った理由にとどまりません。
今回は20世紀周辺諸国の歴史文化から振り返ることで、多角的な見方をされています。またプーチン大統領自身の本音に近い想いを独自の推察を交え語られました。
戦禍の状況はニュースで見聞きしますが、日本人にとってはどこか自分事として実感しづらい側面もあります。暴挙に出てしまった集団に対してどのような対応をとるべきなのか、
答えを出すのは難しいと思います。その中でも今起きている戦争の背景や現状、各国の動向を自分なりに考察することが大切だと実感します。
戦争により我々の日常生活に影響を及ぼしている現象がなぜ起きているのか。そしてビジネスにおいてどのような倫理観で多様性協調性を尊重するべきなのか。改めて向き合い考えるきっかけとなる会となりました。