皆さんに「推し」はいますか。そしてその理由を話すことができますか?例えば「私の推しは愛犬です。なぜならいつでも自分の味方でいてくれるからです」というように、コピーの理由の部分で「想像できる余地」をつくって、推しを説明する文章と理由が構造的につなげることを意識すると、全体の印象が変わります。
なぜなら人の心は単に「好き」と言われても心が動きませんが、why(推し)とreason(理由)をおさえた、キャッチ―な言葉にはインパクトがあり納得感もあるので、消費者の背中を押すことになり、心を動かすことができます。
そうはいっても、一人で悶々と考えていると、中々アイディアが凝り固まってしまうものです。そういったときは、お風呂に入ったり散歩に出かけてみると、意外にも力の抜けた表現が思い浮かんだりします。
またヒット商品やヒット曲をよく観察してみるのも良かったりします。こういったようにいつもとは少し違う切り口からアプローチして、数中あるキャッチコピーから埋もれないよう表現にもぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。