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3月25日の100年経営研究機構は合名会社川本屋商店の5代目・代表取締役社長 川井秀昭氏にご登壇いただきました。

お知らせ
2024/03/26
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川本屋商店は、1897年に、東京新橋にて高級料亭「川本屋」として創業。2代目の時に横浜・伊勢佐木町にてお茶・鰹節・海苔の専門店として再スタートされた127年続く長寿企業です。

2013年に5代目の川井秀昭さんが社長に就任された際、ネットショップを拡大。10年で売り上げを20倍に伸ばし、今では全国から1日千件もの注文が入るそうです。

きっかけはTVでごぼう茶が肩こりとダイエットに良いと取り上げられたことから。同社は一過性のブームで終わらせないよう、商品を絶対に売り切れにしないよう様々な工夫を凝らしました。また全ての注文に手書きの手紙を同封し、1日数千通の対応になりながらも、誠意が伝わる顧客対応を徹底されました。またクレーム対応は必ず社長が必ず電話するというフォロー体制からも顧客ファーストの姿勢が伺えます。

秀昭社長は「茶葉を売らなければいけないという既成概念を捨てる」といったことを強調します。近年では「お茶を通した体験」といったコンセプトでパウンドケーキや香炉で焚くアロマが人気を博しています。贈答や季節のイベントと相性がいい同社は、今後はスイーツに合うお茶など創業時の本業の「お茶」の売り方を進化させ新たな価値を提案していきたいと未来を語りました。

オンラインイベント開催風景1

オンラインイベント開催風景2

オンラインイベント開催風景3