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3月16日の100年経営研究機構は、広島県の長寿企業である株式会社大前醤油本店の代表取締役社長大前浩介さんにご登壇いただきました。

お知らせ
2023/03/22
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大前醤油本店は、1921年に芸北醤油醸造所として創業。以降醤油やドレッシングの製造販売を続け、1999年には、同社の醤油が農林水産大臣賞を受賞。地元メディアや日経MJなどでも紹介されています。

 4年前より社長を務める浩介さんの戦略は「リブランディングと販路の拡大」。パッケージを一新し「刺身用」「豆腐用」「卵かけご飯用」など用途別にブランディングを行いました。またラインナップの拡大で販売した100mlの小さい容器が予想外にもヒットし、現在の主力商品に。トマト、レモン、ゆずなどをポン酢に加工し、醤油からカテゴリを拡大した商品も人気を集めています。

元来地域に根付いた醤油屋は、お客さまの蔵を訪問して、消費した分を勝手に補充するスタイル。しかし従来のビジネスモデルでは会社の存続は難しく、鉄道駅や道の駅へ販路を拡大しました。宮島での販路開拓先では、偶然にも同級生が社長をしており、地元での人脈をビジネスに活かしました。地元の商工会や観光協会などの理事も務められ、経済活動以外にも地元との連携を密にとりながら、地域に根差した経営をされている大前社長。

ご自身は人前に出ることが苦手とのことですが、周囲の助言を誠実に受け止め、確実に行動に移す大前社長の言動が、会社の事業からも見受けられます。

オンラインイベント開催風景1

オンラインイベント開催風景2

オンラインイベント開催風景3

オンラインイベント開催風景4

オンラインイベント開催風景5