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5月23日の100年経営研究機構は、株式会社シロキホールディングス専務取締役・グループ企画管理本部長の砂川弘氏に登壇いただきました。

お知らせ
2023/05/26
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シロキホールディングスは、1922年創業。独立系の販売代理店として、幅広い紙商品を取扱い、卸商や印刷会社などと取引されておられます。

砂川氏が入社してまず取り組んだのは、「紙の流通業」に製造機能を持たせて、一貫体制を構築すること。中間業者をなくし、コストを削減して、全国に展開した後に、同社の経営状況は大きく改善。製造は外部に委託を行い連携しましたが、新領域に抵抗感を持ちやすい長寿企業にて見事に実現されました。また紙以外の新事業では、塗装料の製造販売や、アルカリ電解水の製造に着手。アルカリ電解水事業は、全国のコインランドリーに「洗剤いらず」いう強みを武器に展開されています。

シロキ工業の特徴は、「どんな業種と連携すれば自社の強みが発揮されるか」その先見性や事業戦略にあります。またグループ会社のトップには、創業家一族ではなく、外部の人間を社長に登用する柔軟性も。プロパー社員とキャリア採用の融合を図る人事戦略からは、旧来のファミリービジネスの概念とは一線を画します。 新事業の構想は、本業との関連性を考慮しつつ、社会や時代から本当に求められるサービスを常に模索されているシロキ工業。本日は長寿企業が、事業領域を再定義する重要性や、ファミリービジネスのあり方を改めて考える勉強会となりました。

オンラインイベント開催風景1

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