NEWSお知らせ

4月30日の地方創生チャレンジクラブは久留米市中心市街地活性化協議会 久保森住光氏にご登壇いただきました。

お知らせ
2024/05/01
  • facebook
  • twitter
  • はてなブックマーク

本日はにぎわいを生むまちづくりについて、久留米市の事例を交えた回です。久保氏は、地域振興に取り組んでいる関係者の中でも元私立中学・高校教諭という肩書をもつ異色の経歴。20年程教員として勤めた後、久留米市中心市街の地活性化に取り組まれています。

久保氏は、衰退してしまった久留米市の問題として、地域課題に本気で向き合う人材の不足や、地域コミュニティが崩壊をあげます。また実際に住民に話を聞くと「久留米市は何もないからね」と話す人が多く、実際に住んでいる市民が「久留米の価値」に気づいていないことにも着目をされました。

課題が山積みの久留米市に対して、久保氏は持ち前の発想力と行動力で、大奔走。そうすると少しずつ変化は感じられました。ただ「計画やビジョンはあるけど、中々具現化できない」といったジレンマにも陥ります。

そんな時に助けられたのは、地元の学生ボランティアや地域住民でした。本気で久留米に向き合う久保氏のエネルギーが派生し、仕事年齢の垣根を超えた挑戦は数多く。新たに企画した「夜市商店街」はかつての賑わい以上の盛り上がりを見せました。

現在は、人口が増え中心市街の地価も少し上がりましたが、まだまだできることはたくさんあると語る久保氏。本日の勉強会は、次世代の未来のための街づくりには「自分の街は自分達で作るというマインド」も重要なのだと感じました。