八田氏は「ジャパンアスリートキャリアサポートセンター」代表として、Jリーグ引退選手のキャリアサポートを。
石田氏は「アイリスオーヤマ株式会社」B2B取締役本部長や、「株式会社ベガルタ仙台」取締役を経て、現在はビジネスと人と地域とスポーツ・人を繋ぐ総合コンサルタント「株式会社トゥウェルヴ」代表取締役をされていらっしゃいます。
企業は赤字必須のスポーツ産業をなぜサポートするのか?
その答えについてお話を伺いました。
現在アイリスオーヤマは、地元ベガルタ仙台のメインスポンサーをはじめとして、全国11クラブのスポンサーをつとめています。
しかしながら広告にはそれほど大きな協賛効果を求めていないとのことなのです。
実際にはスポーツ振興により、地域密着型の企業として地域の営業活動への投資とビジネスマッチにリターンを求めていると。
ビジネスとスポーツという観点では、日本と海外ではそもそも捉え方が大きく違います。
日本はスポーツが体育の延長上として捉えられているのに対して、海外は収益性がちゃんと考えられています。
例えばベルギーでは、ショッピングセンターの上にサッカー場が作られているそうです。
日本に則した事業を考えた石田氏は、2016年からの「企業版ふるさと納税」を活用するなどして地方創生に参画されています。
まさに、人とスポーツとビジネスと地方創生をうまくコラボレーションされているところが素晴らしいと感じました。