本日の一行力サロンは、英語を使ったキャッチコピーに挑戦しました。英語を取り入れる方法は、日本語で作る場合と比べ考え方や表現方法が異なります。
日本語の場合、情景が浮かび上がるよう、ある程度喚起させるイメージを想定しながら作り、感じ方は読み手に委ねていました。日本語特有の「ニュアンス」や「余白」は、海外の人から見たら「白黒はっきりしない」と言われる日本人の性質をよく表しています。
一方英語では、先述のような「ニュアンス」や「余白」は、むしろ極力削ぎ落としていきます。その理由は、「あたりまえに価値観を共有している」という考え方がないからです。曖昧な表現や読む人に感じ方を委ねる表現は、誤解や理解不能につながるので、極力わかりやすくストレートに人の心に届ける必要があります。
本日はこれまでとは一線を画した手法でチャレンジしましたが、言葉や表現技法が異なっても、誰に向けて発信したいのか、どのように読む人の心を動かしたいのかを考えることはこれまでと共通して重要なことだと再認識した勉強会となりました。