海野氏によれば、現代の経営は働き方改革から「働きがい改革」が重要であるとの事でした。
その要点について、ここでは二つに絞ってまとめてみました。
一つ目は事業計画について、責任者を顧客ごとに細かく決める事。そうすることで、それぞれが自分ごととして、計画に目標を持って進むことができるようになるとのお話でした。
二つ目は、働きがいを作る社員へのマネジメントについて。上司が部下にやってもらいたいことを、部下もやりたいと思わせる必要がある。そのためには十分な説明とコミュニケーションが重要と海野氏。
また、部下をコントロールするのではなく、仕事を一緒にコントロールするという意識がポイントだそうです。これらは海野氏が上司からやってもらって嬉しかった育成を元に、社員が主体性を持って仕事に取り組むためにはどうしたら良いかと考えていらっしゃった経験から生まれたとの事でした。
たくさんの資料とともに分かりやすくご教示していただき、社員に主体性を持たせる経営やマネジメントについて、大変学びの多い勉強会となりました。