不易(変えないもの)と流行(変えるもの)
この2つを両輪の輪として、
1000年経っても色褪せない企業と地域を創る
「不易流行」を実学実践する場をつくり、
地域、産業の抱える課題解決し、新しい価値を提供できる経営者を育てるそれにより、千年続く永続的な企業と地域を創り、地域承継モデルとする。
私は大垣の商店街で飲食店の娘として生まれました。父は3代続いた和食の店からフランス料理の店に事業転換し、30年事業を続けてきました。朝早くから遅くまで働く両親の背中を見ながら育ち、いつか恩返しをしたいと心に決めていました。
私が成長し、ようやくその時が来たと思ったその矢先、突然、実家が廃業することになりました。
行き場のない思いを抱えながら働いた先で、私は両親と同じように苦しむ経営者の方々と出会いました。そうした方々に父の姿を重ね、少しでも役に立ちたいと経営コンサルタントを目指し、2014年に独立しました。
多くの会社を支援する中、ひとつひとつの会社の事業継続や承継はできても、地域や周りの企業が衰退していけば、その会社も世代を超えて存続はできない。
事業承継とは、地域や企業の永続的な発展があってこそ意味を成すのだと気づきました。それをコミュニティを通じて、実現できないかと考え、この会を立ち上げました。
理念には、奥の細道結びの地で有名な松尾芭蕉の『不易流行』を掲げました。
不易とは、時代が変わっても変わらないものであり、次の世代に引き継いでいくものです。流行とは時代や社会が求めるものにより、変化し、形を変えていくことです。
「不易」と「流行」が両輪の輪となり、永続的に続く企業、地域が生まれます。
これは経営の原理原則です。
経営の原理原則を学び、実践し、新たな人脈と智慧を得て、仲間と共に成長する場所として、この会はあります。
この想いに賛同してくださる地元企業の経営者の方々は、ぜひ、一緒にこの会を通じて、大垣の地域承継を共に実現させていきましょう。
不易流行 THE 実学実践会 / 代表 栗田
「不易流行」の中の「流行」について、3ヶ月に1回、世界や全国で様々な分野で活躍する方々を大垣にお招きし、新しい視点と時代の流れを読むための講演会の実施します。
月1回 専門家とのワークショップを通じて、自社の「不易」を見つけ、強みを活かした3つの事業戦略の柱をつくり、積極的な事業展開を実施し、地域課題解決で業績が上がる経営者を育てます。
会員同士や専門家、地域とのリアルな交流会と世界、日本各地で活躍する大垣、岐阜に縁のある人材とのオンライン交流会の実施します。新しい人脈が自社のビジネスを広げていきます。
全国の企業と大垣の企業が企業連携し、新しいビジネスを創るきっかけをつくります。
大垣に興味を持っている企業様に対する発信と、全国のつながりをつくりたい大垣の企業様を繋ぐ役割を果たします。