2月22日は100年経営研究機構のオンライン勉強会でした。
着物の組紐を作っておられます「株式会社 道明」という会社の代表取締役・道明葵一郎様にご登壇いただきました。
会社は創業370年以上の歴史を持つ老舗企業です。日本だけの伝統技術が成せる技と職人の手作業を守り続ける徹底した信念を持ち、着物文化が低迷して市場が6分の1に低迷してもなお、日本の希少な文化を組紐という作品を通じて伝え続けています。
また若手の職人育成や教室も、文化継承と事業継承には重要な要素であるとのお話でした。この、伝統へのあくなき追求により、海外事業として個展の開催やアーティストとのコラボへと展開され発展されているのだと思いました。海外でも高い評価を受ける美しい組紐が、外国の方の心を掴んでいることにもうなずけます。
道明の歴史を通じて、伝統を継承することの大切さや変えないものを軸に時代に対応していく事は非常に希少であり、大量生産や大量廃棄とは対局の社会的価値を生み出しているのだとこの勉強会で学びました。