今回のテーマは「キャッチコピーでまちおこし」
富山県上市町役場の産業課の方もお招きし、「上市町の場を活かし、未来を担う人を育て、ファンを増やして、幸せを創造する」というテーマに取り組みました。
前半の講義では、まちおこしがうまくいかない理由として3つお話がありました。
- まちの魅力が見つからない
- まちの魅力を発信していない
- まちの魅力を発信しているけれど、伝わっていない
ありがちなのは「情報発信しているけれど、うまく伝わっていない」ケースで、情報化社会の中で埋もれてしまう事例は少なくありません。
平成8年から10年間で情報の流通量は530倍に急激に増加。あふれる情報から目をとめてもらうには、消費者の心にささるコピーが必要です。勉強会では、参加者が作成したキャッチコピーからクライアント賞、コピーライター賞がそれぞれ選ばれました。選出された理由として、「人づくりという想いがコピーに込められている」「チャレンジ精神が感じられる」「背水の陣で切羽詰まっているリアル感がある」「日本一を目指す意気込みが伝わる」といった内容があげられました。
本日の取り組みでは、本音の心の声を反映したフレーズは多くの人の関心をひきつけることが分かり、地域の魅力を発信するノウハウも合わせて学ぶことができた勉強会となりました。