本日の勉強会は「事実」をコピーに織り込んで伝えるというテーマで実施しました。

「おいしい料理を作ることができる人は、おいしい料理を食べたことがある人だ」と言われるように、リアルに体験したことをコピーに盛り込むと、受け手の印象が変わります。

“午後3時、在籍率は4分の１です” は、岡村製作所の有名なコピーですが、これは数字の持つ説得力や共感力を活用したケース。また普段使っている言葉や具体性を取り入れることも効果的と言われます。

ある企業の面接で、体力があることを面接官へどうアピールするかという場合、”群馬から池袋に自転車で来ました”というフレーズはまさにこの技法が凝縮されています。「体力に自信があります！」と単に話してもどこか具体性に欠けますが、誰が聞いても疑う余地のないインパクトある事実には迫力を伴います。

今回は「差別化点見える化チャート」という図式を用いながら、参加者の方が経営するダンススクールのキャッチコピー作りに挑戦。このチャートは「製品サービスの特徴」「便益」「困りごと」「嬉しいこと」「流行」に要素を分類したもので、外部・内部環境の整理に役立ちます。本日も連続したインプットとアウトプットを活かして、実際のプロモーションに使えそうな案がたくさん発表される勉強となりました。